3年前、喪服一式を手放しました。
手放した理由は「使用頻度の低い喪服一式を持ち続けることにもやっとしていた」から。
その後レンタルを2回利用しましたが、喪服ならではのメリットが多くあることに気づきました。

レンタルの方が向いてる人もいる
もちろん手放すことに迷いがある方、持っておかないと不安という方は、手放す必要はありません。急な不幸の知らせで焦ることのないよう、大切に保管してほしいなと思います。
逆に今持っていない、買おうか迷っているという方も、持たない選択をしても困ることはないとお伝えしたいです。
喪服を手放した理由


持たない暮らしをはじめて、洋服ももちろん見直し手持ちの洋服はトータル20着程度。
すっきりしたクローゼットの隅にぶら下がり続ける黒い喪服ワンピースとジャケット。収納ケースには普段使わないバッグと、玄関にパンプスも。
純粋に、使用頻度の低いものを持ち続けることにもやっとしていたんです。
ちょうど息子が卒園&入学のタイミングだったのもあり、パンプスとバッグも式が終われば今後しばらく使用機会は訪れないだろうと、手放すことを決めました。


残したのは数珠とケースのみ。とてもすっきりしたし、レンタルが想像していたより快適だったので手放したことに後悔はありません。


喪服レンタルのメリット


突然不幸の知らせを受け「レンタルを手配できる自信がない」という方もいるかもしれませんが、楽天ならネットショッピングと同じ要領でポチポチしていくだけなので、実は簡単に手配できます。



実際にレンタルを利用してみて分かった、レンタルの推せるポイントをまとめてみました
洗わなくていい!管理いらず


持たないことの1番のメリットは、管理が必要ないこと。受け取って着用したら、そのままの状態で返却OK。(ストッキングは返却不要)
持つことになると、クリーニングに出したり定期的に状態を確認したりと、どうしても管理の手間は必要。
レンタルなら少しの汚れはそのまま返却OKだし、小さいお子さんなどがいて著しい汚れが予想できる場合「安心パック」をつけておけば+αの修理代金を請求されることもありません。
女性の体型変化に対応できる


女性の20-40代は妊娠出産で体型が大きく変化します。産前産後では体型が変わっていることも多いし、若い頃に買った喪服が入らないなんてことも。
私の場合、産前買った喪服が後ろチャックのものだったので、授乳が大変でした。



上半身全部出さないと授乳できず、親類宅での授乳は落ち着かなくて嫌な思い出‥
その点、レンタルの場合その時々に合ったサイズを注文できるし、マタニティや授乳対応の前開きタイプも豊富。もちろんデザインも選び放題なんです。
遠方でも持ち運ぶ必要がない


私は実家が遠方です。まだ喪服を持っていた頃、親類の葬儀の際実家に喪服一式を持って帰ったことがあり、荷物を持っての移動が大変でした。
スーツはシワにならないよう気を使うし、かさばるパンプスも持って運ばないといけない。なんだかんだバッグや小物類も必要で、忘れ物はないかとバタバタ。



車移動だったからまだよかったものの、公共交通機関での移動だったらと思うとゾッとします
レンタルなら配送先として実家や義実家、ホテルも制定できるから、持って移動せずに済む。さらに着用後は近くのコンビニから返送できるから、持って帰る必要もなし!ありがたいですよね。
喪服マナーに対応できる


喪服には種類があることをご存知でしょうか?正喪服・準喪服・略喪服の3つの格式があります。
- 正喪服
一回忌の法要までの喪主、近親者、公式の葬儀の際に着用。色は必ず黒で、丈はひざ下丈からくるぶし丈まで。ストッキングは黒。光沢の強い素材や透ける素材は× - 準喪服
一般的な喪服を指し、お通夜と3回忌までに着用。葬儀、お通夜に一般参列者として伺う際準喪服を着用するケースが多い - 略喪服
急な弔問(仮通夜)、三回忌以降の法要で一般の参列者が着用。準喪服に準ずる喪服で、礼服ではない地味めな服装



遺族としてお迎えする側と一般参列者では、喪服の種類が違うってこと。恥ずかしながら知らなかった‥
持っている喪服が準喪服なら、喪主を務める時には正喪服を準備する必要があり、また買い直さなければならないなんでことも。前述したサイズ変化のように、喪服の種類も、レンタルならその都度選べるのが嬉しい。
ブラックフォーマルレンタル店【Cariru BLACK FORMAL(カリルブラックフォーマル)】なら、カテゴリーで正喪服・準喪服・略喪服を選べるようになっているので、迷うことなく注文できます。
季節に合った喪服を選べる


冬は寒くなく、夏は涼しい(半袖ワンピース)喪服を選べる!これもレンタルして感じたメリットでした。
手放す前に持っていた喪服は中間をとって七分袖だったのですが、長袖じゃなくても真夏&子ども抱っこの時は汗だくで辛かった‥。逆に七分袖でも、真冬の葬儀は絶対寒いし、ヒートテック着込んでも見えてしまう問題もある。
皆が思うであろう「1着は持っておかなければ」の1着って、結構選ぶのが難しいのだなと痛感。
喪服を持つメリット


これだけメリットが多いレンタルも、今日着られるかと言えば、大体の方がそうではなくて。※東京の方は店舗受け取り可能なお店もあり(楽天やましたさん
最短でも16時までの注文で当日発送。地域にもよりますが到着は翌日か翌々日になるので、葬儀は大丈夫でもお通夜は厳しいかな‥など、結局間に合うかどうか問題に気を揉むのかもしれません。涙
となると「いつ何があっても自宅に喪服があるという安心感」これは何にも変えられなと思います。
コスパを考えても、参列機会が多い方は毎回レンタルするより、きっと持っていた方がいい。
最後に。今後はどうする?


30代の私が、20代で購入した喪服を手放しレンタルを経験して思うことをまとめてみました。
慣れてしまえばとても快適で、その都度シチュエーションに応じたベストな喪服を選べるのが嬉しいレンタルだけど、これが50代だったらどうだろう?こうは考えられないのかもしれません。喪服を着用する機会が今よりは増えるはずだから。
10年後(!)もこのブログが続いていたら、40代後半でどう考えるか、また記事を書きたいなと思います。
楽天喪服レンタルレレポ&比較記事


2回のレンタル体験記録と、楽天で人気の2店舗を利用してみての比較記事を置いておきます。レンタルを考えられている方の参考になれば幸いです。
お安いのはみんクロさん






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